立夏の次候 『蚯蚓出 （みみず いずる）』


5月6日（日）
専門学校時代の友人が帰らぬ人となりました。

突然の訃報に実感がわかなかったのですが
8日に行われたお通夜で、顔を見てお別れさせていただいた時
現実を突きつけられて急に悲しみが襲い、涙が止まりませんでした。


専門学校当時、彼女にはとても仲良くしてもらって
卒業してからもよく遊んでいました。

過去の手帳を遡って見てみると
最後に会ったのは2000年だったようです。

その後、特に理由はないのですが、お互い少しずつ連絡を取らなくなり
年賀状のやり取りだけになってしまいました。


でも昨年は暑中見舞いが届いて、とても嬉しくて返事を出し
年末には喪中はがきが届いたので、私はクリスマスカードを送り
それにもすぐ返事が来て、すごくすごく嬉しくて。

今年は久しぶりに会いたいね
会っていろんな話したいね
・・・と、お互い書いていたのだけど

その願いは叶わなくなってしまいました。


彼女は10年ほど前から腎臓を患っていたのだそうです。

思い返せば、以前いただいた年賀状に
「昨年は波乱の一年でした」
「初めて入院生活を体験してしまいました」
なんて言葉があったのですよね。

まさに今日（5月10日）が彼女の誕生日なので
今度は私から手紙を書こう！と思っていたところに訃報が届いて。。

ものすごくショックでした。


仲の良い友人が他界したのは人生初めてで
それがこんなに辛いものかと、ひしひし感じています。

今回、同じ学校で仲良くしてもらっていた
友人ふたりとも本当に久しぶりに会うことができたのですが

会いたい人とは機会を作って会っておかないと
めちゃめちゃ後悔するんだなーって
なんというか・・・思い知らされました。


そんなに体が悪かったなんて、全然知らなかった。

どうして10年以上も会わずにいられたのだろう。

どうしてもっと早く手紙を出さなかったのだろう。

話したいことがたくさん、たくさんあったのに。。

思い浮かぶのは後悔ばかりです。



　　ちえちゃん、今まで仲良くしてくれてありがとう。

　　一緒に過ごした楽しい思い出、絶対忘れないからね。

　　どうぞ安らかに。